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コミュニケーション障害学コース

コミュニケーション障害学コースの人材育成目標

保健福祉学部保健福祉学科の人材像を踏まえ,言語聴覚士として,次の資質を有し,リーダーとして活躍する意欲を持った人材を育成します。

1 言語聴覚療法を必要とする(コミュニケーション障害を持つ)対象者への実践に必要十分な知識?技能,思考力?判断力?表現力,主体性?協働性

2 地域包括ケアシステムにチームの一員として参画するために必要な専門性及び協調性

3 言語聴覚療法を実践するにあたっての高い倫理観および豊かな人間性

4 コミュニケーション障害に関する諸課題に気づき,解決に向けて専門的知識?技能に基づいて客観的に判断できる能力

5 日々課題意識を持ち,言語聴覚士として,成長発達するために常に自己研鑽する姿勢

6 言語聴覚療法を必要とする(コミュニケーション障害を持つ)対象者と彼らを取り巻く人々に対する高いコミュニケーション能力と協調性

コミュニケーション障害学コースの学位授与方針(ディプロマ?ポリシー)

保健福祉学部保健福祉学科のディプロマ?ポリシーを踏まえ,コミュニケーション障害学の分野において,次の基準を満たした学生に学位を授与します。

【知識?技能】

?多様なコミュニケーション障害や摂食嚥下障害に幅広く対応できる言語聴覚士として必要な知識?技能および,必要かつ正しい情報を適切な方法で得る能力を有している。

?言語聴覚士の人的資源が不十分な地域においても,多様な年齢層や障害に対応できる能力を有している。

?チームアプローチ?地域包括ケアシステムの中における言語聴覚士としての役割と責任を理解し,的確に行動できる実践能力を有している。

【思考力?判断力?表現力】

?生命への尊厳と人類愛に満ちた高い倫理観, 国際的な視野及び地域社会に貢献する使命感を持った上で,言語聴覚療法を提供できる能力を有している。

?地域の保健?医療?福祉分野全般の情報に関心を持ち,言語聴覚士という立場から建設的な議論ができ,自分の考えを適切に表現する能力を有している。

?臨床?研究活動を通じて得た知見を科学的に解釈し,伝える対象者に合わせた論理的な表現を用いて伝達できる能力を有している。

【主体性?協働性】

?自身の価値観に縛られることなく,支援する対象者や地域住民,事業者,行政関係者などの価値観や環境?地域?文化の多様性を理解し,協働できるコミュニケーション能力を有している。

コミュニケーション障害学コースの教育課程編成?実施方針(カリキュラム?ポリシー)

保健福祉学部保健福祉学科のカリキュラム?ポリシーを踏まえた上で,コミュニケーション障害学としての「専門教育科目」の構成と特色は次のとおりです。

【構成】

 言語聴覚士養成に必要な授業科目を必修科目とし,「全学共通教育科目」「学科共通科目」「地域包括ケアシステムを発展させる科目」「専門領域理解の基礎となる科目」「専門領域特有の科目」の各科目群に含まれる科目を1年次から科目間のつながりを重視して学修する構成としています。

【特色】

?言語聴覚士と他職種とのチームアプローチのあり方,連携方法を検討し,それぞれの役割をより深く理解するため,1~4年次に「地域包括ケアシステムを発展させる科目」を開講しています。この科目群では,他コースと共通で開講され,講義や演習を通して学びます。

?大学における勉学の進め方の基本となる主体的,能動的学修に必要な技能の修得と,課題解決に向けた能力の涵養を図るための必修科目(大学基礎セミナーI, II)を1年次に配置しています。

?地域や社会での実践力を養うため,小グループ単位で,参加型学修?行動型学修などの能動的な学修を促す手法を用いた授業を配置することにより, 自主性や的確な情報収集能力や表現力, 科学的思考力および他者と協働する態度を身に付けます。

?コミュニケーション障害を理解する前提として,地域を理解する科目や人間の行動や社会生活理解に関する科目を配置しています。

?人間の行動の中で最も複雑なコミュニケーション行動の障害や嚥下障害及びその支援について,専門知識と技術が修得できる授業内容としています。

?コミュニケーション障害や周辺の諸領域をテーマとした卒業研究または地域課題解決研究を4年次の必修科目としています。

【学修成果の評価】

 中間?期末テスト,レポートやプレゼンテーション,授業への積極的な関わりなどを評価項目とします。原則として複数の評価項目を用いるとともに,その配点割合を示し,学修成果について総合的に評価します。なお,各教育科目の具体的な評価方法については,コースカタログに詳述しています。

コミュニケーション障害学コースの入学者受入方針(アドミッション?ポリシー)

保健福祉学部保健福祉学科のアドミッション?ポリシーを踏まえ,コミュニケーション障害学の専門知識と技術の修得を目指す,次のような人材を求めます。

【知識?技能】

?コミュニケーション障害学とその周辺分野について専門的に学ぶために必要な,未知なことの学修に必要な基礎学力?理解力を有している。

【思考力?判断力?表現力】

?高い倫理観と豊かな人間性を有している。

?問題解決に向けて臨機応変に対応できる理解力や判断力を有している。

?科学的思考力や探究心を持ち,豊かな創造性を有している。

【主体性?協働性】

?コミュニケーション障害及び摂食嚥下機能とその障害について主体的に学ぼうとする強い意欲を有している。

?生涯にわたって専門性を発揮しようとする意欲と行動力を有している。

?多様な価値観を受け入れる柔軟性と協調性があり,チームで活動することができる。

?国際社会も含めた広い視野を持ち, 地域社会への貢献に関心を有している。

?自身とは異なる立場(年齢,地域性,文化的背景など)を持つ人々に係わった経験があり,他者の立場や意見を尊重しながら,積極的?意欲的にコミュニケーションを取ることができる。

入学者選抜にあたっては, 一般選抜では,大学入学共通テストと面接,学校推薦型選抜では,小論文と面接により決定します。このほか,社会人特別選抜では, 小論文と面接により決定します。