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海外留学体験談【短期海外研修】

シェフィールド大学(イギリス)

 
参加学生氏名 櫻井 萌々香さん
所属 保健福祉学部保健福祉学科コミュニケーション障害学コース
留学年次 2年次
期間 玛雅视讯_玛雅娱乐app-注册*平台6(2024)年2月19日~3月15日

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 私は、この度イギリスのシェフィールドにて4週間の短期語学研修を行ってきました。

 研修先として、イギリスを選んだ理由は、自分にとっての成長に繋がる環境であると考えたからです。具体的には、シェフィールド大学のプログラムは、春季長期休業中に実施される短期語学研修の中で唯一中級から上級の英語力が求められており、また滞在方法はホームステイです。そのため、より高いレベルの英語力を語学学校で学ぶことができ、また学校に行っていない時間も英語がより身近にある生活が送れることができると考えました。しかし、考えていた以上に自分の英語力を向上させられる機会の多い環境であり、また様々な面で自分を成長させられる機会の多い環境でした。

 この研修は、まず、ひとりでの渡航から始まりました。飛行機の乗り換えもあったため、英語を用いての対応が必要な場面も度々ありました。しかし、このことにより、普段使わない言語でコミュニケーションを取るための心構えと様々なことを英語で考えるという頭への切り替えができ、英語漬けの生活を送るための準備が整えられたのではないかと感じています。

 語学学校では、初日にレベル分けテストを受けたのちにクラス分けされ、2日目から授業が始まりました。私がいたクラスには、16人程度の学生がおり、2人の先生が日替わりで授業を担当していました。学校は、多国籍な環境であり、私のクラスには、日本、韓国、台湾、ウクライナ、トルコ、サウジアラビアなどから来た学生がいました。授業では、英語の文法や熟語などの基本的な内容からイギリス英語とアメリカ英語の違いやイギリス英語特有の単語や表現などイギリスにある語学学校ならではの内容もあり、英語力の向上という面において多くの学びが得られました。また、それぞれの国の文化を共有しあう機会が多く、様々な国籍の人々が集まる場所ならではの学びも得られました。クラスメートと話すときは、英語しか共通言語がないため、英語を用いてお互いの言語を教えあったり、お互いの文化について話したりと仲を深めることができ、母国語の異なるという環境でも大切な友人を作ることができました。また、様々な国の文化を知っていく中で、他の国に対する興味が更に増えるよい機会となりました。

 ホームステイ先は、60代のご夫婦と2匹の猫がいるご家庭で、非常に居心地がよく、楽しい毎日でした。最初の1週間は、他に日本人の留学生も1人滞在していました。家に帰ってから、その日授業で習ったことやお互いの家族のことを話したり、イギリスの文化についての話を聞いたり、一緒にボードゲームをしたり、一緒にテレビを見たりなどして過ごしていました。また、予定のない休日には国立公園や歴史的な建物、ホストファミリーの家族の家など様々な場所に連れて行ってくださりました。イギリスでの生活を体験できたことで観光では知ることのできない文化を学ぶことができました。

 このプログラムを通して、イギリス英語を学び、英語を用いてのコミュニケーション能力が鍛えられ、英語に対する興味と学習意欲がさらに増えました。また、今まで知らなかった他の国の文化もたくさん知ることができたことも貴重な経験になったと考えています。このプログラムで経験した様々な出来事が自分の自信につながっていると実感できるような非常に充実した4週間でした。

櫻井さん  櫻井さん